アイスクリームの王様。長年愛されるハーゲンダッツのこだわり、美味しさの秘密。

一般のアイスクリームと比較し、高価格であるにもかかわらず、順調な販売を維持しているハーゲンダッツのおいしさの秘密はどこにあるのでしょうか?

長年愛される美味しさの秘密はハーゲンダッツのこだわりにあります。

ハーゲンダッツのこだわり

完璧なおいしさをお届けしたい。創業者ルーベン・マタスの熱い想いで作られた、こだわりのアイスクリーム

今も昔も変わらない熱い想い、美味しさの秘密がここにあります。

①キッチン・フレンドリー

ハーゲンダッツでは家庭にあるような身近な素材を使うことをキッチン・フレンドリーと呼んでアイスクリーム作りの基本にしています。

身近にあるシンプルな、けれどもこだわり抜いた素材で作ること。

それが美味しさの基本です。

ハーゲンダッツアイスクリームの「バニラ」の原材料はたったの5つ。

「クリーム」「脱脂濃縮乳」「砂糖」「卵」「バニラ香料」だけ。乳化材や安定剤は使いません。

卵黄に含まれるレシチンが乳化作用の役割を、脱脂濃縮乳のたんぱく質が安定作用を果たしています。

【乳化剤】

滑らかなアイスクリームの組織を作るための働きをします。

水相の系に油相の系を入れて分離した状態を均一に分散させ安定化させることを「乳化」と言います。

アイスクリームミックス中の乳化剤の働きは、油脂分を細かく均一に分散し、各成分の混ざり方を安定させて泡立ちを良くし、気泡を細かくする働きがあります。

この乳化剤によって、滑らかなアイスクリームの組織を作られるのです。添加率は、一般的には0.1%~0.3%程度です。

【安定剤】

アイスクリームの滑らかな組織を作り、また貯蔵中の組織の変化を抑える働きがあります。

アイスクリームの「安定剤」は、アイスクリームの滑らかな組織を作り、また貯蔵中の組織の変化を抑える働きがあります。 原材料は植物の種実、樹液や海藻などの天然物から抽出したもので、通常、商品特性に合わせて複数の安定剤を組み合わせて使用しております。添加率は一般的には0.1%~0.3%程度です。

②ミルク

ハーゲンダッツアイスクリームの主原料は「ミルク」「砂糖」「卵」の3つ。なかでも美味しさの生命線となる原料は「ミルク」です。

ハーゲンダッツの創始者ルーベン・マスタが作り出した美味しさを日本で提供するため選んだのは北海道の根室・釧路地区の新鮮なミルクです。

アイスクリームの条件は?

「アイスクリーム」と呼べるのは、乳固形分15.0%以上、乳脂肪分8.0%以上と厚生労働省の省令(乳等省令)で決まっています。

「アイスミルク」・・・ 乳固形分10.0%以上、乳脂肪分3.0%以上

「ラクトアイス」・・・ 乳固形分3.0%(乳脂肪分は規定なし)

「氷菓」    ・・・ それ以外

③素材探し

フルーツやナッツ、チョコレートなどの副原料選びにもこだわっています。

世界各地から集められた素材を、クリームとのバランスや香り、食感などを考慮して厳選し、時には100種類以上の試作を重ねて商品が完成します。

例えば、ストロベリーアイスクリームを完成させる為にイチゴ探しに3年、開発に3年も費やしたほど。

その徹底した精神は今も新商品開発に受け継がれています。

美味しい抹茶のこだわり

グリーンティーアイスクリームの原材料は、お茶の木に覆いをして大切に育てた「てん茶」。

覆いをすることで茶葉はより柔らかく濃い緑色になり、苦みが抑えられて旨味がアップするのです。

ハーゲンダッツでは専用にブレンドしたてん茶を、風味や色を損なわないように石臼でゆっくりゆっくり挽いて抹茶にしたものを使用。

この手間が美味しさの秘訣です。

④密度とコク

ハーゲンダッツ特有の濃厚でコクのある美味しさは、アイスクリームに含まれる空気の量が関係しています。

この比率を「オーバーラン」といい、アイスクリームの味わいの決め手となります。

空気の含有量が多くなると、密度が低くなるので濃厚な味わいになりません。

ハーゲンダッツではオーバーランを20~30%と低く抑え、小さくてもずっしりと重く、濃厚でクリーミーな味わいを作り出しています。

食べごろサイン

ハーゲンダッツアイスクリームは密度が高いため、冷凍庫から出した直後は硬く感じるはずです。

そんな時は少しだけ常温でお待ちください。

カップの外側を押して少しへこむくらいが食べごろのサインです。ただし、空気の含有量が少ない=空気層による断熱効果が低いので、溶けやすい性質があるのです。

タイミングをチェックして美味しくお召し上がり下さい。

⑤安全と安心

美味しさの追求はもちろんのこと、ハーゲンダッツが大切にしているのは食品安全です。

1998年に「総合衛生管理製造過程による食品の製造・加工(厚生労働省HACCP)」を2013年5月には国際的な食品安全マネジメントシステムであるFSSC22000の認証を取得し、世界標準の食品安全体制を整えています。

美味しさを守る監査の目

ハーゲンダッツのチェック項目は原材料の栽培から加工、製造、流通までの衛生管理やアレルギー物質の分別管理など、多岐に渡ります。

ハーゲンダッツとサプライヤーは常に協力して、安全な商品をお届けし、安全・安心への期待にお応えしています。

⑥温度管理

アイスクリームの中には「アイスクリスタル」という氷の結晶があり、温度が上昇すると結晶が大きくなってなめらかさが失われ、ザラザラした食感になります。

ハーゲンダッツは安定剤や乳化剤を使用していないため、とくに温度変化の影響を受けやすいのです。

そこで美味しさを守るために温度管理を徹底。倉庫では-25℃以下、配送時は-20℃以下をキープ、店頭でも営業スタッフが日々、販売店を巡回・チェックして、美味しさを守ってます。

温度変化が苦手な理由

安定剤や乳化剤を添加するとアイスクリスタルの成長が抑えられ、温度変化による品質の劣化が起こりにくくなります。

ハーゲンダッツでは、すべてのスタッフが細心の注意を払って、常に-20℃以下での温度管理を徹底しています。

⑦美味しくお召し上がりいただくには

お持ち帰りになったアイスクリームは速やかにお召し上がりいただくか、冷凍庫で保管する場合は外気の影響が少なくなるよう、なるべく奥へしまって下さい。

冷凍庫の一番奥がハーゲンダッツの指定席!!と覚えて下さい。

賞味期限が記載されていないってホント?

本当です!!

アイスクリームは-18℃以下で保存されていれば品質変化は極めて少なく、微生物的危害の発生の恐れもないからです。

※ 法律でもアイスクリームは製造日や賞味期限表示の省略が認められています。(乳等省令第7条第6項)

ただし、ご家庭の冷凍庫は食品の出し入れとともに温度変化の影響を受けやすく、時には風味が損なわれることも。

美味しく味わっていただくためにも、なるべく早くお召し上がり下さい。

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やまちゃん

やまちゃん

アイスクリームが三度の飯より大好き。
仕事の合間にコンビニでアイスを頬張ります。
奥さんから貰った小遣いが、ほとんどアイスに。