アイスクリームの王様と呼ばれているハーゲンダッツ。
このハーゲンダッツはどうやって生まれたのか。
全国のコンビニにも売られているほどのブランド力は、なぜ生まれたのか?
この時代に強気の値段設定にもかかわらず、売れ続ける理由が歴史にありました。
その歴史を紐解いていこうと思います。
アイスクリームの王様!!ハーゲンダッツの歴史
①ニューヨークで誕生
~1961年 NY生まれのアイスクリーム~
ハーゲンダッツは1961年、アメリカのニューヨークで誕生しました。
創業者のルーベン・マタスのモットーは「完璧を目指す ~Dedicated to Perfection」というものでした。
マタスの「究極のアイスクリームを作りたい!」という熱意と信念がハーゲンダッツブランドの原動力となって、それまでにない価値を持つアイスクリームが誕生したのです。
②本物の素材だけを使用
~こだわりの美味しさを、シンプルに~
1950~60年代のアメリカは合成着色料や乳化剤が当たり前のように使われていた時代です。
創業者のマタスは「誰もが美味しいと感じるアイスクリームはシンプルな素材からしか生まれない」と考えたのです。
そこで主原料のミルクや砂糖、卵黄から副材料にいたるまで、素材を厳選してアイスクリーム作りをスタートさせました。
③セレブを魅了
~セレブリティの心をゲットして~
こうして最初の3つのフレーバー、「バニラ」「チョコレート」「コーヒー」が完成。
素材にこだわり、究極のアイスクリームとしてニューヨークの高級食材を扱うデリに登場しました。
厳選した素材だけを使用した特別なアイスクリームの噂は瞬く間に全米中へと広がり、ハリウッドのセレブリティを魅了しました。
ハリウッドセレブ達が、自家用ジェットで先を競ってニューヨークへ駆けつけるほど、味のとりこにしたのです。
④世界の国へ
~ハーゲンダッツならではの味わいを~
1973年には全米に販売を拡大、1976年にはハーゲンダッツ1号店がニューヨークにオープンしました。
さらに、1982年にカナダ、1983年にシンガポールと香港、1984年に日本、1987年にドイツ、1990年にはイギリスとフランスに展開を開始。
その後も中国、ロシアなど世界中に拡大を続け、現在では世界50カ国以上で愛されています。
⑤世界を魅了、日本のフレーバー
日本で開発された抹茶の風味を生かした「グリーンティー」は高い評価を獲得し、日本から世界へ発信した記念すべきフレーバー第1号になりました。
こうして生まれたハーゲンダッツは今や究極のアイスクリーム、アイスクリームの王様と呼ばれるようになりました。
長年、日本中で愛されているハーゲンダッツは、創業者マスタの熱い想いが詰まった究極のアイスクリームと呼べるかもしれません。
やまちゃん
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