-60℃の超低温冷凍庫は様々なメーカーから出ています。
その中で、私が長年販売してきたダイレイ製の-60℃スーパーフリーザーとJCM製の-60℃超低温冷凍ストッカーの違いについて徹底分析してみました。
この記事の内容
-60℃超低温冷凍庫と-20℃家庭用の冷凍庫の違い
一般の冷凍庫の庫内温度は-20℃です。
-20℃の冷凍庫の庫内では、食品の細胞内の酵素は緩やかではありますが、確実にタンパク質を分解します。
このタンパク質の酵素分解や脂肪の酸化が食品の劣化の原因になります。
-60℃の超低温冷凍庫の庫内で保存すると、庫内の食品は酵素の動きを止め、脂肪が酸化しません。
つまり、-60℃の冷凍庫で保管すると、賞味期限が飛躍的に延びます。
素材の味わいを最大限に引き出す、ダイレイ製『スーパーフリーザー』
ダイレイ製品は、そのすべてが庫内で風を対流させない無風タイプです。
庫内の壁面から発生する冷気のみで冷やすため、食材は乾燥せず、みずみずしさをいつまでも保つ事ができます。
いわゆる『冷凍焼け』のない状態で食材の新鮮さを封じ込める事ができます。
また、ダイレイ製品は、一般的な冷凍庫に搭載されている霜取り機能もありません。
霜取り機能は、霜を取り除く為に一時的に庫内の温度を上昇させます。
この霜取り機能は、食材の細胞を傷めてしまいます。
創業以来、『食』と向き合続けてきたダイレイのこだわりが、ここにあります。
ダントツのコストパフォーマンス!JCM製『超低温冷凍ストッカー』
★-60℃の超低温冷凍だから、食材ロスを軽減し長期保存が可能です
★-60℃から-40℃まで自在に温度調節ができます
★デジタルコントロールパネル搭載で、温度制御管理向上
★庫内に一体発泡の内蓋があり、保冷能力を高め冷気を逃さず省エネ
★正面に排水口があるから、庫内清掃後の排水も楽にできます
★高温・低音警報付きだから、製品異常をいち早くキャッチできます
★4輪キャスター・小分け用内カゴ・鍵付きで安心保管
今まで多くのお客様にJCM製の超低温冷凍ストッカーを販売してきましたが、皆さんの一番の決め手は、その価格です!!
業務用の-60℃超低温冷凍庫で100,000円台で販売しているのは、JCM製品だけです。
ダイレイ製『スーパーフリーザー』とJCM製『超低温冷凍ストッカー』の比較
ダイレイ製の-60℃スーパーフリーザー『DFM-70e』とJCM製の-60℃超低温冷凍ストッカー『JCMCC-60』を比較してみました。
①ダイレイ製-60℃スーパーフリーザー『DFM-70e』の特長
全て庫内で風を対流させない無風タイプ
外形寸法 W553×D646×H890mm
有効内容量 70L
製品質量 41kg
電源 単相100V 50/60Hz
生産国 デンマーク
消費電力 210/222W
価格 195,000円(税抜)~
保証 1年
②JCM製-60℃超低温冷凍ストッカー『JCMCC-60』の特長
外形寸法 W608×D755×H840mm
有効内容量 66L
製品質量 53kg
電源 単相100V 50/60Hz
生産国 中国
消費電力 388/302W
価格 100,000円(税抜)~
保証 1年
③ダイレイ製の『DFM-70e』とJCM製の『JCMCC-60』の違い
①一番の違いは価格です。
同じ庫内量で比較するとJCM製品はダイレイ製品の約半額です。
なぜここまで違うのかというと、大きな理由は、まず生産国です。
ダイレイ製品が超低温冷凍庫の生産の優れているデンマークで生産されているのに対して、JCM製品は中国で生産されています。
②次に違うのは、消費電力です。
年間消費量はJCM製品は、ダイレイ製品の約1.5倍の電気代がかかります。
消費電力が少ないからか、二つの製品の音を比べると、『DFM-70e』の方が静かです。
ただ、ダイレイ製品もJCM製品も日本のメーカーが販売しているので、1年のメーカー保証もありますし、安いからと言ってJCM製品がよく壊れるという事はありません。
まとめ
初期投資を抑えて、-60℃の超低温冷凍庫の良さを試してみるなら、JCM製品をお勧めします。
個人で購入されるなら、JCM製品の購入を検討されるのが良いかもしれません。
自営業で飲食店などを経営されている方は、ランニングコストの事を考えるとダイレイ製品をお勧めします。
これはあくまでも、長年、多くの超低温冷凍庫を販売してきた私の個人的な見解ですので、ご参考までに。
やまちゃん
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